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風邪をひいてしまったら?
風邪をひいたときって食欲がなくなったりしますよね。
睡眠ももちろん大事ですが、食事をとらないと栄養不足になり、治るのが遅くなったりします。
栄養価の高い食べ物を適切に食べることで、早く治すことができます。
なぜ栄養価の高い食べ物を食べることで風邪が治るのかというと、ビタミンやミネラル、良質のタンパク質で体力の消耗を補うことが出来るからです。
今回は風邪をひいたときに摂取すべき栄養素とおすすめの食べ物を紹介します。
風邪をひいたときに取るべき栄養素
風邪をひいたときもそうですが、ひきはじめや健康な時にも接種したい栄養素です。健康体でも免疫力を高める効果があり、風邪をひきにくくします。
それぞれ紹介していきます。
ビタミンA
ビタミンAは抗感染症ビタミンといわれております。
皮膚と粘膜細胞は感染症に対する最初の防御ラインとなり、ビタミンAとその代謝物はこれらを保護する役割があります。
また、体内に侵入した病原体に対抗するリンパ球など白血球細胞の発生や分化にも欠かせません。
ビタミンAが豊富に含まれる主な食べ物は以下の通りです。
- レバー
- にんじん
- 卵黄
- うなぎ
- バター
ビタミンB群
ビタミンB群には、たんぱく質・脂質・炭水化物の3大栄養素がエネルギーを生み出すのを補助する働きがあります。
そのため、風邪で消耗した体力を回復させるために必要な栄養素です。
ビタミンB群が豊富に含まれる主な食べ物は以下の通りです。
- ナッツ類
- 大豆
- 豚肉
- 牛レバー
- バナナ
- しじみ
ビタミンC
ビタミンCもビタミンAと同じく、抗酸化作用がある栄養素です。
ビタミンCは体内に侵入したウイルスや細菌と戦う白血球やリンパ球に多く含まれていることから、ビタミンCを摂取することで免疫機能が強化され、病気への抵抗力を高めたり、早期回復が期待できます。
ビタミンCが豊富に含まれる主な食べ物は以下の通りです。
- ブロッコリー
- パプリカ
- レモン
- オレンジ
- イチゴ
- じゃがいも
- さつまいも
タンパク質
たんぱく質は体のすべての組織をつくり、エネルギーの源となります。
たんぱく質が欠乏すると体力や免疫機能の低下につながります。
風邪をひいたときにも接種したい栄養素ですが、肉類から接種するより消化の良いタンパク質を接種しましょう。
消化が良いたんぱく質を豊富に含む主な食べ物は以下の通りです。
- 卵
- 豆腐
- 牛乳
- ヨーグルト
水分
発熱の時は汗をかいたり鼻水、下痢・嘔吐などの症状により、脱水症状になりがちです。体内のウイルスを外に排出するためにもたくさん水分を取りましょう。
経口補水液やスポーツドリンクは、身体の組成に近いのでおすすめです。
風邪をひいたときにおすすめの食べ物
風邪のひきはじめ
風邪のひきはじめの時は、ウイルスとの闘いで免疫力が低下しています。ビタミン、ミネラル、タンパク質が減少していますので、それらの栄養素を接種しましょう。
体力が低下しているので、汁物で栄養を摂取すると良いです。
オススメは味噌汁です。味噌には、身体を構成するアミノ酸が豊富に含まれております。また野菜をたくさん入れることで、不足している栄養素も補うことができます。
発熱したとき
高熱の時は食欲が落ちたり、固形物を受け付けない場合があります。無理に食べようとするとかえって体調を崩したりすることもありますので、注意が必要です。
発熱の時は汗をかいたりして脱水症状が怖いので、水分を摂取しましょう。
経口補水液やスポーツドリンクは体液の組成に近いので、身体に吸収さえれやすいです。カロリーもあるので水の代わりに摂取するのをおすすめします。
普段から免疫力を高めよう
風邪をひいたときに大事な栄養素を紹介しました。
風邪をひいたときも大事ですが、普段から摂取することで免疫力を高め、風邪をひきにくくします。
偏った食事ではなく、それぞれの栄養素をまんべんなく摂取することで、健康な身体を維持していきましょう。