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なぜお弁当は傷むのか?
お弁当を持っていくと食べるまでに腐らないか心配だけど、そもそも腐らお弁当ならそんな心配いらないんですよね。この方法を知っていればお弁当を腐らせることはなくなります。傷みやすい食材を入れないことです。なぜ傷みやすい食材を使用しないかというと、食中毒の原因となる菌の繁殖を抑えることで、弁当を腐らせないことにつながるからです。
お弁当を作る上で大切なポイント
お弁当が傷まないようにするためには、お弁当をつくるときに抑えておくべきポイントがあります。大事なのは「菌をつけない・増やさない」ことです。
作る前に手を洗う
手には様々な菌があります。すべての細菌が必ずしも有害なものばかりではありませんが、食中毒菌のように体内に入ると下痢や腹痛を引き起こす最近やウイルスがついていることもあります。
体内に食中毒菌が入らないように、必ず手を洗いましょう。
箸を使う
具材を詰めるときは、清潔な箸を使いましょう。先ほど申し上げた通り、手には様々な菌があります。お弁当に食中毒菌をつけないように、清潔な箸を使って具材を詰めましょう。
菌をやっつける
おかずは中まで十分に加熱し、殺菌しましょう。たとえば、玉子焼きやハンバーグ、揚げ物などは中まで火が通りにくいので、食材の中心までしっかり加熱しましょう。
持ち運ぶときのポイント
お弁当を作る過程でのポイントを紹介しましたが、持ち運ぶ際にも気を付けるべきポイントがあります。菌が繁殖しやすい温度があり、その温度で保管しないようにしてください。
菌が繁殖しやすい温度は10~65℃です
ポイントは以下のとおりです。
- ご飯・おかずは十分に冷ましてから、ふたをしましょう
- 必要に応じて、保冷剤を使用して保管しましょう
- 保温性の高いお弁当容器を使用する場合は、なるべく熱いうちに詰め、65 ℃以上を保ちましょう
これらのことを気を付けることで食中毒のリスクがかなり減ります。
傷みやすいものと傷みにくいもの
これまでは、作る過程や保管時のポイントを紹介しましたが、それらを守っていても傷みやすい食材があります。それぞれ紹介していきます。
傷みやすいもの
傷みやすい食材や料理を紹介します。
- 混ぜご飯
- 生野菜や果物
- 汁気の多い料理
水気の多い料理や野菜や果物、様々な食材が入っている料理は傷みやすいので注意が必要です。
傷みにくいもの
続いて傷みにくい料理を紹介します。
- 揚げ物
- 濃い目の味付けのもの
- 汁気のない料理
先ほどとは逆で、水分の少ない料理や火の通った料理や塩分の多い濃い目の食材が傷みにくいです。
少しのポイントで食中毒は防げる
お弁当を腐らせないように気を付けるべきポイントを紹介しました。お弁当を作るときのポイント、保管時のポイント、おかずの選ぶポイントを実践することで、腐りにくいお弁当を作ることができます。