電子レンジであたためられない容器があるのは知っているんですけど、それを知っていれば、そもそも使い間違えないんですよね。
今回は電子レンジで使用できる容器を見分けられる方法を紹介します。
電子レンジをよく使う人にはオススメです。その方法とは、熱に強い材質を知ることです。
電子レンジは使い方を間違えると火災が起きるなど非常に危険です。
熱に強い材質かどうか見分けられると、安全に電子レンジを使うことができます。
電子レンジで加熱可能な素材
電子レンジで加熱できる容器とできない容器の素材を紹介します。
似たような素材でも、加熱できる素材と加熱できない素材があります。
加熱できる素材例
- 耐熱ガラス
- 紙
- 陶器、磁器
- PP(ポリプロピレン)
- PPF素材(フィラー入りポリプロピレン)
- ラップ類(耐熱温度140度以上のもの)
加熱できない素材例
- 金属
- 漆器
- 非耐熱ガラス
- PS(ポリスチレン)
- ポリ塩化ビニリデン製のラップ類(耐熱温度140度以下のもの)
加熱可能な素材の見分け方
紙や金属であれば見分けがつきやすいと思います。しかしプラスチックでも加熱できるものやできないものもあるなど、見分けがつきにくい素材もあります。そこで見分け方のポイントを紹介します。
表記を確認する
例えば、プラスチック容器は側面や底面などにマーク(PP・PS)があります。
- PPは耐熱性が高い素材です
- PSは耐熱性が高くない素材です
プラスチックのように耐熱性がすぐれているものとそうでないものがございます。
表記がわからない場合は、必ずメーカーに問い合わせてから使用してください。
感触で判断する
触ったときの感触で判断することもできます。
耐熱性の高いポリプロピレンは、弁当や惣菜などの容器に使用されることが多いです。触ると重い音がして、潰しても元に戻りやすいです。
耐熱性の高くないポリスチレンは、卵の容器や揚げ物の容器に使われることが多いです。触ると軽い音がして、潰しても元に戻りにくいです。
まとめ
電子レンジで使える容器について紹介しました。耐熱性が良くない容器を使用すると危険で火事などの事故を引き起こすおそれもあります。必ず正しい使用方法で使いましょう。
使えるかどうかわからないときは、必ずメーカーに問い合わせましょう
容器を正しく使うことで、電子レンジでごはんを炊いたり、パスタを茹でたりすることもできます。
電子レンジは一歩間違えれば危険ですが、正しく使用することで、様々な用途がありますので、ぜひ安全に使用してください。